自然再生講習会に参加します!

10月、11月はイベントの多い月ですが、本日、その山場となるイベント「自然再生講習会」でお話をさせていただきます。
農業を通じた自然環境の保全は、七三農園の名前の由来となった3X(エックス)事業の主たるものです。
すなわち、私がサラリーマンから農家に転身するきっかけとなった原因(笑)でもあります。

参加者はそれほど多くはないと思いますが、県内外の農業関係者、生態学関係者が一堂に会する楽しみなイベントです。
世界農業遺産(GIAHS)に指定された石川県や静岡県の事例を知るチャンスでもあります。
発表資料はいつものごとく、ギリギリで昨晩間に合いました(笑)。

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★日本生態学会自然再生講習会 第六回 自然再生講習会★
「地元の生物多様性のこだわり方、活かし方~生きものブランドのノウハウ」
主催:日本生態学会
協力:世羅・御調の自然史研究会、せら夢公園((株)セラアグリパーク)、
御調町源五郎米研究会、(農)さわやか田打、(農)たさか、
ヒョウモンモドキ保護の会、NPO法人日本チョウ類保全協会
企画:日本生態学会 生態系管理専門委員会

日程:2013年11月4日13:00-17:30(講習会)、11月5日8:30-15:00
場所:11月4日 世羅町甲山自治センター(広島県世羅町大字西上原122-1、世羅町役場東側)
11月5日 尾道市・世羅町内の農村集落

定員:4日160人、5日40人
参加費:4日のみ1,000円 4・5日3,000円
情報交換会会費:3,500円
参加申込先:せら夢公園 TEL:0847-25-4400

日程:
2013年11月4日「講習会」13:00~17:30
◆地元の生物多様性へのこだわり、活かし方―講習会の目的
 日鷹 一雅(愛媛大)
◆世羅台地の生物多様性と農業・農村
 岩見 潤治・原 竜也(世羅・御調の自然史研究会)
◆尾道市御調町・世羅町での生きものブランド米の展開―20年の取り組みを振り返る
 延安 勇(世羅・御調の自然史研究会代表、JA尾道市)
◆多様な生きもの、多様な主体をつなぐ場つくり―三セクせら夢公園の取り組み
 猪谷 信忠(せら夢公園 自然観察園((株)セラアグリパーク))
◆中間総括:守るのは水田稲作だけにあらず―多様な生態系ブランドへ
 事例1:GIAHS能登での生きものブランドの取り組み状況
 赤石大輔(珠洲市役所)
 事例2:GIAHSの富士の銘茶と茶草場の生態系ブランド
 稲垣栄洋(静岡大)
◆全体討論 進行:日鷹一雅
 コメント予定:星野 滋(広島総研農業技術センター)
 吉田 聡子(JA全中)
 西田 貴明(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
 郡 健次(農林水産省 大臣官房 環境政策課)他
閉会挨拶 竹門康弘(日本生態学会生態系管理専門委員会 委員長)

18:30~ 情報交換会 会場:せら夢公園 せらワイナリー
◆「ダルマガエル・ナイト」 亀山 剛(復建調査設計株式会社)他

11月5日「地域の生物多様性こだわり巡り」(ワークショップ型エクスカーション)
8:30 世羅町甲山自治センター前集合
◆「源五郎稲作の里山」→「ビオターニ」(ダルマガエル保全現場)
→「こつこつビオトーチ」→「せら夢公園 自然観察園」
12:00 昼食(せらワイナリー)
13:00 生態系ゲームを交えた総括ワークショップ
◆生態学的リテラシーに沿ったこだわり方とは? 奥宮健太(BEANS BEE)