2016年11月30日の「七三農園だより」より。

日々、書こうと思いつつも、なかなかブログが書けません。

年内は、玉ねぎ、水菜、春菊など苗物の定植、ハウス内の種まき、露地ニンジンの種まき、新ハウス建設の着手、もみ殻燻炭づくりなど、色々と仕事が詰まっています。ボチボチ焦らずやって行きます。

本日11月30日到着分の宅配セットに同封した「七三農園だより」より。


————七三農園だより—————
26日に「食と農の映画祭」と同時開催のキネマルシェに出店してきました。
とても盛況で、映画は立ち見席が出るくらいでした。
野菜の問い合わせが多かったのは「葉つき大根」と「葉つきニンジン」。
シンプルな炒め物がご飯のお供に人気のようです。
今年は大根と白菜が不作で、同席した先輩農家たちも困っていました。
12月からは白菜がお届けできそうです。
インフルエンザの声が聞こえ始めた今日この頃、新鮮野菜を食べて健康にお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は【小セット】税込み1,500円(送料別)です。お申し込みはコチラから。

①島ちしゃ菜:
七三農園では定番の沖縄野菜。パリパリでほろ苦さが特徴の緑黄色野菜です。生食よりも加熱調理向きで、肉と一緒に中華炒め、クリームシチューやスープの具としてどうぞ。
②葉だいこん:
茎が固いので細かく刻んでください。こう見えて、ビタミン、鉄分、カロテンが豊富な健康野菜。おひたし、炒め物、味噌汁、浅漬けに。おかか、じゃこに合わせ手ごはんのお供に。    
③ニンジン:
やっとニンジンらしくなりました。金色と赤のセット。炒め物、煮物、温サラダ、スープに。茎をしごいて軟らかい葉だけを取り外し、天ぷら、かき揚げ、ふりかけに。またはウサギや亀の餌に(^^;)。    
④菜の花:
秋ものは意外と栽培が難しいです。肉や油揚げと一緒に炒め物、煮物、スープや卵とじ。軽く茹でて温サラダにも。つぼみに虫が付くので、お湯に浸して良く洗ってください。    
⑤わさび菜:
ビタミンC、E、鉄分、カロテンが豊富。辛み成分アリルイソチアネートは抗菌作用あり。軽く茹でて温サラダ、おひたし、炒め物、スープ、浅漬け、パスタに。    
⑥博多かつお菜:
初物です。博多ではお雑煮に入れるという伝統野菜。かつおダシのように味わいがある美味しい葉物です。すまし汁、味噌汁、スープ、煮物、炒め物、浅漬けに。
⑦ロメインレタス:
シーザーサラダで有名。芯に行くほど甘くなります。生サラダはもちろん、ベーコンとマヨネーズで炒めても美味しいです。スープ、中華炒め、ごま油と粗塩で合えてナムルにも。
⑧根野菜セット:
黒丸大根、紅くるり大根のセット。厚めにスライスし、フライパンでじっくりソテーすると美味。黒丸は火が通りにくいので、先に炒めるとちょうど良いです。紅くるりはとても甘く生サラダもオススメ。

※レタス類の切り口から出る白い液や洗い水に出るヌルヌル成分は、ラクチュコピクリンというポリフェノールの一種で、野菜が新鮮な証拠です。沈静、催眠効果があります。
 

<食と農の映画祭2016 inひろしま>
 11月26日(土)~12月2日(金)までの一週間、食と農に関する色んな映画が上映される映画祭です(広島市中区八丁堀サロンシネマ・東急ハンズの8階)。
 26日、27日にはスペシャルライブ、映画館ロビー(または東急ハンズ1F)では、日替わりで色んな農家が出店する「キネマルシェ」もあります。パンフには七三農園の名前がどこにも見当たりませんが、初日の26日(土)に出店予定です。
 不肖ながら、私が事務局役員を仰せつかっている広島県有機農業研究会も実行委員として関わっており、お知り合いにご紹介いただけますと幸いです。
1つの映画を観るのに1,300円(前売1,000円)ですが、とてもお得な回数券もあります。
  ◎回数券(5枚綴):4,000円(前売のみ)
  ◎全日程フリーパス:5,000円(前売のみ)
★七三農園に連絡いただければ、後払いでチケットを予約・ご自宅に郵送できます。

<かんたんレシピ>    ~わさび菜~
 しばらく続いている「わさび菜」です。ビタミンA、B2、Cが豊富で、辛み成分イソチオシアン酸アリルは抗がん作用、抗菌作用があります。
  柔らかい部分をちぎって生サラダ、サンドイッチ、軽く茹でておひたしがおすすめです。スープやひき肉と一緒に炒めても美味しいです。意外ですが、野菜しゃぶしゃぶでも美味しく頂けます。
 ここでは醤油漬けをご紹介します。ご飯のお供にどうぞ。

①わさび菜を良く洗って一口大に切る。
②醤油、みりん、塩少々で調味液を作る(分量はお好みで)。
③ジップロックなどにわさび菜と調味液を入れて軽く揉み、冷蔵庫で一晩寝かせて完成。
 
<七三農園の有機栽培について>
 七三農園では、化学農薬、化学肥料に頼らず、米ぬかをベースとした自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみがら薫炭、油滓、有機石灰、発酵資材)だけを用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っております。土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用いています。窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げています。
 「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
 野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、ブログ、フェイスブックで発信しておりますのでどうぞご覧ください。