2018年1月中旬の野菜セット。
日本全国を襲った寒波が少し収まっています。
昨日から気温が上がってシトシト雨が降り、日陰の残雪を溶かします。
今年は甥っ子2人が大学受験で、いちばん寒い日にセンター試験でした。
毎年、狙ったように寒くなるので、受験生は本当に気の毒です。
我が家でも水道管が破裂し、また出費が続きます。。。。
▲マイナス5℃まで冷え込んだ1/11の朝。
寒さに強いカーボロ・ネロの葉もガチガチに縮こまった。
▲防寒に被せた不織布の下では葉物が元気。それでも午前中は葉が凍って収穫できない。
▲1/12はついにマイナス7℃。大根も土ごと凍結して、午前中は抜けない。
▲寒さに強いタアサイも生長が止まった。
もうしばらく寒い日が続きそうですが、気持ちはすでに春に向いています。
来春の栽培計画、タネの購入、踏み込み温床のための落ち葉集め、納屋の補修計画、初めての稲作準備、ハーブのためのハウスづくり、などなど。
今年も「たねの森」さんのカタログに野菜販売農家として名前を載せていただきました。ありがいことです。
おっと、その前に大切な宿題をやってしまわねば。
関わっている自然保護活動の清算や実務、シンポでの事例発表などなど先は長い。確実に一歩ずつ進めよう。
▲野菜セット(小)1,500円(税込み・送料別)
~1月17日(水)到着分の「七三農園だより」より~
年明けから続いた巨大寒波が猛威を振るいました。
ここ志和では連日マイナス7℃まで下がり、日中でも1℃までしか上がらず、水道が破裂し、畑の土も凍って仕事になりませんでした。
20日(土)の「大寒」以降は、ふたたび寒くなるようですので、皆様どうぞお気を付けください。
今年は、購入する種子の有機栽培率、固定種率を高めること、肥料成分として中四国圏内の海産物に由来するミネラル類を導入すること、ハーブやイタリア野菜など美味しくて楽しい品種を増やすこと、などを考えています。
難しいことはさておき、届くのが楽しみになる野菜セットを目指します。どうぞお楽しみに。
寒い日が続きますが、新鮮野菜を食べて健康にお過ごし下さい。
①博多かつお菜:
博多ではお雑煮に入れるという伝統野菜。
かつおダシのように味わいがある美味しい葉物です。
すまし汁、味噌汁、スープ、シチュー、鍋もの、煮物、炒め物、浅漬けに。
②タアサイ:
小さめ!冬に美味しい中国野菜。
ロゼットのように葉を広げて生育します。
βカロテン、カリウム、カルシウム、ビタミンKが豊富。加熱調理向きで、肉、あぶらあげ、卵と一緒に炒めると美味。
③里芋:
もっともポピュラーな石川早生という品種。
やわらかく粘り気が強いのが特徴。
煮物、味噌汁、あんかけ、グラタン、ポタージュにも。
袋から出して新聞紙などに包み、常温で保存してください。
④黒大豆:
初物!お正月に間に合わなかった丹波種黒大豆です。
大豆ポリフェノール、イソフラボン、レシチン、カリウムなどが豊富で、栄養の塊と言われます。
豆ご飯、煮物、炒り豆、黒豆茶、手作り納豆、いろんなお菓子作りにどうぞ。
少し水洗いしてください。
⑤聖護院大根:
甘くて柔らかい品種。
煮物、おでん、ポトフ、浅漬け、細く刻んで生サラダに。
厚く切ってじっくりグリル、天ぷら、細長く角切りしてフライでもおすすめです。
⑥長ネギ:
品種は「赤ネギ」。
抗酸化作用、血行促進、ビタミンB1の吸収を助けるアリシンが豊富。
オリーブオイルと塩でじっくりソテーが美味しい。
鍋物、味噌汁、炒め物、ぬた、天ぷら、薬味、刻んでオイル漬けにも。
⑦紅くるり大根:
小さめ!柔らくて甘い品種。
細かく刻んで生サラダ、ピクルス、スープ、ポトフに。
煮ると汁が赤くなるのでご注意を。
⑧さつまいも:
凍み傷みあり!品種は「紅あずま」。
食物繊維、アントシアニン、ビタミンC、カリウムなどが豊富。
蒸し芋、焼き芋、天ぷら、素揚げ、かき揚げ、チップス、お菓子づくり、味噌汁に。
新聞に包んで10℃以上になる場所で保管してください。
<今後の見通し>
毎年、3月上旬から5月上旬までは野菜の「塔立ち」によりお休みを頂いております。
今年はどうなるか不明ですが、2月の気温が高い場合は塔立ちが早まる可能性があります。
野菜の生育状況を見ながら、随時お知らせいたします。
今後は、乾燥黒大豆、乾燥落花生、タアサイ、ちぢみ小松菜、コーラルリーフ、博多かつお菜、ゆる巻き白菜、カーボロネロ、カーリーケール、、ミラノ大根、紅くるり大根、聖護院大根、サラダ大根、赤ネギ、さつまいも、里芋などから7、8品目をお届けする予定です。
2月中旬には芽キャベツも出る予定です。
<かんたんレシピ>
〇ほっくり美味しい根菜類のソテー
根野菜の素の味がいちばん楽しめるレシピです。紅くるり大根、にんじんなどでお試しください。
①根菜類を7~8ミリの厚さに輪切り、または厚めの船形に切る。
②フライパンにオリーブオイルとにんにくを熱し、根野菜を投入する。
④両面に少し焦げ目が付くまで、中火でじっくり炒める。
⑤火を止めて、塩胡椒、お好みに応じてパセリやハーブを添えて出来上がり!
〇いろいろ楽しめる黒大豆 (調理前に水洗いしてからお召し上がりください。)
軽く水洗いして、レンジ500Wで4分くらい下処理すると使いやすいです。
定番の煮豆だけでなく、黒豆ごはん、炒り豆、黒豆茶、手作り納豆、ケーキなど焼き菓子にも使えます。
また甘い煮汁は、牛乳や豆乳と混ぜて温めれば「黒豆ラテ」としても楽しめます。
レシピは、クックパッドなどでいろいろ調べてお楽しみください。
<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみがら薫炭、油滓、有機石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っております。土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用いています。窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げています。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、ブログ、フェイスブックで発信しておりますのでどうぞご覧ください。
◆野菜の傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報くださりますと幸いです。
~以上