北広島町霧ケ谷湿原 夏休み親子観察会(2013.07.21)

毎日暑い日が続きますね。

もう先週のことになりますが、北広島町霧ケ谷湿原で行われた「夏休み親子観察会」に行ってきました。
「高原の自然館」と「NPO法人西中国山地自然史研究会」の共催行事です。
観察会の様子は7月31日(水)16時50分から放送される広島テレビ「旬感★テレビ派ッ!」で取り上げられるそうです。

▼まずは高原の自然館前で開会式。安全上の注意事項や趣旨を説明。
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広島県で一番最初に行われた「自然再生事業」のモニタリングを兼ねた観察会で、今回で3年目となります。
再生された部分にどれくらいの生物が戻っているのか楽しみです。

▼網の使い方と水生生物の採り方の秘儀を伝授して、さっそく川へ。

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▼白いバットに採った生きものを広げて選別。

思ったよりも多い種類の生きものが採れました。

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▼自分の気に入った生きものを紙コップに描いてもらう。

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▼ちょっと難しいですが、食物網の説明をして、紙コップピラミッドを作る。

ピラミッドの底辺をそっと抜き取り、自然に対するインパクトがあった場合を再現し、ピラミッドが崩れる様子を体験してもらいました。

実際の生態系を再現するにはやや単純すぎですが、生きものと環境、生きものどうしのつながりの理解の一助になればと思い、数年前からやっています。

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調査の結果、再生された河川にもずいぶん多くの生きものが回復していることがわかりました。
しかし、それは一時的なことかもしれないので、こうしたモニタリングを継続していくことが大切ですね。

▼砂粒や枯葉を縫い付けて巣を作るトビケラの仲間

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▼ヨコエビの仲間

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▼どんな狭い渓流も遡上するタカハヤ

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▼サワガニ(よく熱を通して食べる)

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▼カワニナ(ゲンジボタル幼虫のえさになる)

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▼ゲンジボタルの幼虫

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▼タイリククロスジヘビトンボ(左)とヘビトンボ(右)

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 ▼生きた化石と呼ばれるムカシトンボ

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▼ミルンヤンマ

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▼サナエトンボの仲間

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▼カワトンボの仲間

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▼フタスジモンカゲロウ

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▼タニガワカゲロウの仲間

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▼ヒラタカゲロウの仲間

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▼カワゲラの仲間

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