令和3年10月中旬の野菜セット。
夏のような暑さが続いた10月も、17日を境にぐっと涼しく(寒く)なりました。
志和町は盆地地形なので、この時期、朝霧が出て野菜に水を与えてくれます。
10月16日(土)、150人で源流の森を手入れし、酒造りの水を守るイベントを実施。
農業の傍ら、環境活動の事務方を請け負っていて、これが年内でいちばん大きな行事になる。
トラブルも無く終了し、ほっとしています。
来週には、広島市内の農業スクール受講生の視察があり、まだ行事は続きます。
旬野菜の宅配セットの「新規お申込み」は残数わずか。
10月27日(水)、30日(土)に空きが有ります。
まずは「お試し1回」からどうぞ。
~10月16日(土)着分の「七三農園だより」より~
10月半ばを過ぎて、ようやく朝夕が涼しくなってきました。
来週10月23日は二十四節気の「霜降」。天気予報でもぐっと気温が下がる予報になっています。
9月、10月と高温が続いたせいか、葉野菜にアブラムシとヨトウムシが発生しています。良く洗ってお召し上がりください。
畑では、初めて栽培した金ごまを収穫し、ハウス内で乾燥しています。
来週は稲刈り、荏胡麻の収穫、サツマイモ掘りへと続きます。
秋冬野菜までもうすぐ。新鮮野菜を食べて健やかにお過ごしください。
(お詫び)今回お届けした野菜リスト中の「すだち」は「空芯菜」の間違いでした。スミマセン。
①枝豆:
初物!旬はわずか2週間。この時期だけの丹波種黒大豆です。
大豆ポリフェノール、イソフラボン、レシチン、カリウムが豊富。
ざっと水洗いして、茹で豆、塩焼き、豆ご飯などでお楽しみください。
②チンゲン菜:
クセがなく、カロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウムが豊富な中国野菜。
よく洗って縦4つにざっくり刻み、丸ごと中華炒め、卵とじ、卵スープ、八宝菜、味噌汁、鍋物などに。
③わさび菜:
ほんのりピリ辛がクセになる葉野菜。
ビタミンA、B2、C、βカロテンが豊富。殺菌作用のあるアリルイソチアネートを含む。
おひたしがおすすめ。生サラダ、炒め物にも。
④空芯菜:
一晩水に浸けるとシャッキリします。
βカロテン、ビタミンB類、鉄分、マグネシウム、葉酸が豊富。水洗いして刻み、フライパンにゴマ油とニンニクを熱して炒め物に。
中華だしやナンプラーでどうぞ。
⑤ロメインレタス:
虫が付いたので良く洗ってください。
シーザーサラダのレタス。生サラダだけでなく、加熱調理が合います。
ざっくり刻んでベーコンとマヨネーズで炒め物、ナムル、スープ、味噌汁、卵とじ、パスタにも合います。
内側の柔かい葉でレタス鍋に。
⑥きゅうり:
いぼ有りの四葉系、シャキットという品種。皮が少し硬め。
塩で揉むか、縞?きしてください。
パリパリの歯ざわりが美味しく、酢の物、生サラダ、浅漬け、中華炒めに。
⑦インゲン豆:
スジの無い食べやすい品種。
カルシウム、カリウム、βカロテン、アスパラギン酸が豊富。
ヘタを取って軽く茹で、温サラダ、ごま和え、ツナ和え、味噌汁、煮物、炒め物、天ぷら、かき揚げに。
⑧万願寺とうがらし:
辛くないとうがらし。
半分または四つに切り、じっくり素焼きがおすすめです。
天ぷら、炒め物、煮びたし、焼きびたしなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユにも合います。
※上の野菜リストは、傷みやすさなどを考えて、早く食べて頂きたい順に並べています。
※梱包されているビニール袋のまま、野菜室で保管すれば1週間程度は鮮度が保たれます。
<お知らせ>
毎年恒例、広島県有機農業研究会がお届けする冬のギフトセットのチラシを同封します。
100セット限定で、お申込みは11月30日までです。
QRコード(コチラ)を読み込めばスマホからでも簡単にお申込み出来ます。ぜひお申込みください!
<カンタン・レシピ>
〇ロメインレタスとベーコンのマヨ炒め
①ロメインレタス、ベーコン(またはソーセージ、豚肉)は一口大に切る。
②フライパンにマヨネーズを入れて熱し、①を炒める。
③しんなりしたら、マヨネーズを少量追加する。お好みで、玉ねぎ、しめじ、インゲン豆も加えても美味。
〇焼くだけチンゲン菜
①チンゲン菜は、縦半分または4つに切り、根元部分を良く水洗いする。
②フライパンにごま油を熱し、焦げ目が付くまで両面をじっくり焼く。
③味付けは、ポン酢、オイスターソースなど、お好みで。豚肉や厚揚げを添えても美味。
〇きゅうりの佃煮 作り置きできて、ご飯のお供にぴったり。
①きゅうりは水洗いして、2ミリ厚に輪切りする。
②ボウルにきゅうり入れ塩を振って10分間置き、水分を搾る。
③フライパンに油を熱し、きゅうり、しょうがの千切り、塩昆布、鷹の爪、砂糖、しょうゆ、みりん、酢を適量入れて水分が無くなるまで炒めて出来上がり。
〇甘とうがらしの佃煮(万願寺や伏見甘長)
煮びたしとほとんど同じですが、少し硬くなった甘とうがらしにはぴったりです。酒のアテやお弁当のおかずにも。
①甘とうがらしは、柄をちぎり取り、1センチ幅に輪切りにする。
②フライパンにごま油を熱し、とうがらしをしっかり炒める。
③だし醬油、酒、砂糖を好みの分量で合わせて、とうがらしを煮る。
④汁気が少なくなって来たら、かつお節を加えて、よく混ぜて出来上がり!
<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみ殻くん炭、油かす、かき殻石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っています。
土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用います。
窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げます。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、フェイスブックをご覧ください。
★休止や日時・頻度・送り先などの変更がありましたらお気軽にご連絡ください。
★傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報ください。
~以上