2017年7月上旬の野菜セット。

今年初めてヒグラシの鳴き声を聞きました。
今年は7月7日。昨年は6月30日でした(東広島市志和町奥屋)。
「ちょっと鳴いてみようかな〜」くらいの遠慮がちに”カナカナカナ”と一鳴き。
夕暮れ時にヒグラシの鳴き声は風情がありますね。

先週は、山県郡北広島町での昆虫観察会で、ハルゼミとエゾハルゼミを同時に聞きました。
ニイニイゼミも7月3日から鳴いています。
梅雨明けももうすぐですね。

写真は、草刈りをサボりすぎてぼうぼうの畑です。
早く刈らないと、お隣の水田に迷惑をかけてしまうので焦ります(^^;)。

 

 

 

 

 

 

 

〜本日7月8日(土)到着分の「七三農園だより」より〜

 

 

 

 

 

 

 

野菜セット(小)1,500円(税込み・送料別)

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7月7日は二十四節気の「小暑」。今年は七夕と同じ日です。
梅雨明けが近付き、夏本番を迎える時節ですが、今年は6月のカラ梅雨が今頃になって降り続き、各地で被害をもたらしています。
夏野菜は、雨が多いと根の傷みと日照不足に陥ります。ナス、ピーマンは少し遅れ気味です。
現在は、丹波の黒大豆、青大豆、えごまの定植、緑肥による土づくり、春作の片付けを進めています。
豪雨や熱中症が心配な今日この頃、新鮮野菜を食べて健康にお過ごし下さい。

①新じゃが:
色とりどり2品種。あいのあか(ピンク)、ベーシックな普賢丸(黄)。
低カロリーでビタミンC、カリウムが豊富。皮ごと使って、煮物、炒め物、ポテサラ、スープ、カレーに。

②ズッキーニ:
カリウム、カロテン、ビタミンB、Cが豊富。クセが無いのでどんな料理にも合います。
厚切りで、肉と一緒に炒めて塩コショウ。スープ、カレー、コンソメでじっくり煮込んでポタージュも美味しい。
ピーラーで細く切ると野菜パスタにもなります。

③トマト:
水を制限しているため皮が硬め。
定番のシンディスウィート(赤)とフルーツのように甘いオレンジパルチェ(橙)のセット。
生サラダ、ジュース、スープ、炒め物、ピクルスに。

④赤玉ねぎ:
やや辛い猩々赤(赤)。生サラダ、スープ、丸ごとじっくりソテーや煮物にも。
水分が多いので早めにお召し上がりください。

⑤きゅうり:
イボありで大きくなる昔ながらの四葉(すうよう)きゅうり。
傷みが早いので市場には出回りません。ぱりぱりでとても美味しい品種です。
スティックサラダ、酢の物、浅漬け、ピクルスなど。

⑥ピーマン(少量!):
肉厚で美味しいピーマン。ニューエースという品種。
ビタミンA、C、P、カロテンが豊富。
加熱してもビタミンが壊れにくいので、炒め物、スープ、肉詰め、チンジャオロース、夏野菜カレーなどに。

⑦万願寺とうがらし:
京都の伝統野菜。辛くないとうがらし。肉厚で軟らかい。
素焼き、炒め物、煮びたし、焼きびたし、天ぷらなど和風料理、夏野菜カレー、ラタトゥイユにも合います。

⑧えだまめ:
初物!早生の黒大豆です。雨が少なかったので太りが今一つ。
ゆで豆、さやつきのまま塩焼き、豆ごはんなど。
鮮度が失われやすいので早めにお召し上がりください。

⑨モロヘイヤ:
初物です!クレオパトラが愛した野菜。
カロテン、ビタミンB群、カルシウムなどが豊富で、野菜の王様とも言われています。
軽く塩ゆでし、たたき、おひたし、たまごとじ、スープ、納豆に混ぜても美味です。

※じゃがいもは、暗くて風通しの良い場所で保管してください。
蛍光灯程度の灯りでも、青変して毒素ソラニンが生じますのでご注意ください。

<今後の野菜について>
7月以降は高温多湿のため、レタスなど葉物野菜が育たなくなります。
現在、夏の葉物としてモロヘイヤ、空芯菜、ビエトラ(スイスチャード)、ツルムラサキなどを育てていますが、虫が付きやすいのでやや不安です(^^;)。
ほかには、真っ白なナス(スノーウィ)、青いナス(青長なす)、黒紫大長なす、ホオズキ、韓国かぼちゃマッチャン、白とうもろこしなどが成長中です。
どうぞお楽しみに。

<かんたんレシピ>
〇万願寺とうがらしの煮びたし
京都のおばんざい風、もっともベーシックな食べ方です。冷えても美味しい。

①万願寺とうがらしのへたは取らずに、大きいものは縦半分に切る。
②フライパンに油を熱し、刻んだ油揚げと一緒に軽く炒める。
③和風だしをひたひたに加えて、くったりするまで煮る。
④器に盛り、じゃこやかつおぶしを振りかけて出来上がり!

<野菜の鮮度保持について>
野菜を包んでいる透明な袋は、水分を保持する特殊なフィルムです。1枚3~5円くらいします(^^;)。
使い残りの野菜はこの袋に入れ、冷蔵庫などで保管すると長持ちします。
葉物野菜がしんなりしていたら、50℃くらいの湯に漬けるとパリッとします。

<七三農園の栽培について>
七三農園では、化学農薬、化学肥料を使わず、自家製ぼかし肥料(米ぬか、もみがら薫炭、油滓、有機石灰、発酵資材)を用いて、虫やカエルたちと共存する有機栽培を行っております。土づくりには畜産系堆肥やキノコ廃菌床は使わず、緑肥と落ち葉堆肥だけを用いています。窒素肥料成分を控えめにすることで、野菜をゆっくり育て、虫の付きにくい体質に仕上げています。
「畑からキッチンまで直送!」をモットーに、お店で買うより新鮮な状態(収穫後、概ね24時間以内・イモ類など貯蔵品種は除く)でのお届けを目指します。
 野菜の生育や周囲の様子は、ホームページ、ブログ、フェイスブックで発信しておりますのでどうぞご覧ください。

◆野菜の傷みや不具合がありましたら、お手数ですがご一報くださりますと幸いです。