冬至、南瓜、柚子、コーラルリーフ、団地のこと。

湿った雪がうっすら積もった志和町から新鮮な野菜をお届けします。

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今年の「冬至」は12月22日(日)。一年で一番夜の長い時節になります。

昔の人は、冬至に南瓜(かぼちゃ)を食べ、柚子湯につかると風邪を引かないと考えていました。

野菜の不足する冬に、緑黄色野菜のかぼちゃを食べ、ビタミン類、リモネンの豊富な柚子の風呂に入ることは理に適っていますね。

セット野菜には初登場のコーラルリーフ。
からし菜の一種で、冬のものは辛味と甘みが同居するワザありの葉物です。
アントシアニンが豊富に含まれ、生サラダで良し、ごま油と和えてナムル風も良し。
(◆お願い:根元に砂が残っていますので、よく洗ってお召し上がりください!)

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本日到着の野菜セットには、もちろん南瓜と柚子が入っています。

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上から時計回りに、

①サニーレタス
②たまねぎ
③サツマイモ
④茎ブロッコリー
⑤コーラルリーフ
⑥菜の花
⑦ニンジン
⑧ミニかぼちゃ
⑨柚子
⑩シュンギク

の10品が入っています。
今回のおまけは、受験生のお守り「ヤマコウバシ」の葉です(^^;)

さて、12月12日の中国新聞に少し掲載されてたようです。
「七三農園」ではなく「東広島の農家」として(笑)。

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高齢者の生活が困難な地域は、山間部だけではありません。
都市近郊に造成された団地でも、子や孫の世代が独立すると高齢化が進みます。
古い団地では、道が狭かったり急峻だったりして、車で買い物に出るのが困難になります。
さらに車を持たない人は、重い荷物を持って、団地に戻ることも大変なのです。
いつの間にか出不精になり、引きこもりがちになる・・・とうこともあるそうです。

こんな団地を何とかしようと住民が空き家を活かした「交流サロン」をつくり、県社協が協力して再生プランを動かします。
七三農園にも声が掛かりましたので、これから隔週で新鮮な野菜を届ける予定です。

第一回目は12月17日(火)でした。
「これはどうやって食べるん?」
試食してもらうと「美味しいね」
持って行った野菜が、あっという間になくなりました。
七三農園の野菜だけでは足りないので「おいし~わ」メンバーにも協力してもらおう。

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はじめは玄関先まで野菜を届ければ良いと思っていたのですが、それでは意味がない。
大切なことは、野菜を届けるだけでなく、住民の皆さんと交流すること。
定期的に外部から人が来ることにより、楽しみが増え、サロンが活用され、住民同士のつながりが強まる。

はじまったばかりの活動ですが、いろいろ工夫をしていきたいと思います。