一気に寒くなる、車は修理できず(2013.11.11~11.17)

先週までに比べて一気に寒くなり、最低気温が0℃に近づいた。
11月中旬でこれほど寒くなるのは珍しい。
相変わらず作業は進まず、車も修理できず、日々を過ごす。


◆11月11日(月)晴れ 最低1.3℃ 最高17.7℃

朝はぐっと冷え込む。今日はポッキーの日らしい。

まだ体調は戻らなので午前中は畑に出ず、溜まっている事務作業。

午後から畑に出て、枯れたナスの片付け、スナップエンドウ、そらまめ、きぬさやなどの種まきなど。

P1000674_R

作業はあまり捗らずに終了。

夜、うちの野菜たちでクリームシチューを作る。
島ちしゃ菜をホウレンソウ代わりに使ってみたらグッドだった。

Exif_JPEG_PICTURE

夜は放射冷却でぐっと寒くなった。

P1000682_R


◆11月12日(火)晴れ 最低1.3℃ 最高18.2℃

今朝もずいぶんと寒い。
朝いちでメール、出荷準備、めずらしく朝食。

8時からセット野菜の収穫、調製、出荷を済ませる。
ロメインレタスと島ちしゃ菜の調子が良い。
万願寺とうがらし、ピーマンもまだがんばっている。

青果会社を通じて市役所の食堂に野菜を出さないかという話が転じて(目的の白菜の生育が遅れたため)、普通の野菜をスーパーに出すことになった。
予定になかったことなので、慌てて出荷計画を立てるが、始めたばかりの年なので、セット野菜との兼ね合わせが難しい。
なんとなくの計画を立ててファックスを流しておく。

午後から、遅れているサツマイモ掘り、畝づくり、玉ねぎ苗への追肥など。

朝夕の温度差が17℃もあり、体にこたえる。


◆11月13日(水)晴れ 最低3.3℃ 最高16.3℃

朝いちで、サツマイモ堀りの続き。

P1000701_R

志和町奥屋は緑に囲まれた気持ちの良い場所なのだ。

P1000708_R

8時から市民協働センターに出るので、畑仕事はこれだけで終了。


◆11月14日(木)曇り 最低0.3℃ 最高18.8℃

朝は霧がすごかった。

木曜は近所の直売所「郷の里」の開店日なので、二十日大根と赤大根をマリネ・セットとして出荷。
「おいし~わ」と「七三農園」のパンフレットを置いてもらう。

P1000712_R

P1000717_R

P1000716_R

その足で若き先輩農家「はなあふ」さんを訪問。秋冬の寒さ対策についていろいろ相談する。
近くに相談できる有機農家がいくつもあるのが志和の良いところ。

家に戻ったら、青果会社の方が来られ、出荷品目について打ち合わせ。
まだ計画が固まっていないが、なんとなくやれそうな感じ。

昼前に、前職の大先輩が手伝いに来てくれた。
しかも発泡酒、洗剤など大量の差し入れ。
有り難いことです。

午後からひたすらサツマイモを掘り上げる。
サツマイモは寒さに弱く、霜に当たると細胞が破壊され、腐り始めるので急がねばならない。


P1000738_R

サツマイモを掘っていると、土の中からやたらとトノサマガエルが出てくる。
トノサマガエルは畑の土中20センチくらいのところに穴を掘って冬を越すのだ。
申し訳ないので、また土に埋め戻してやる。

P1000741_R

夕方まで掛かって、全体の3分の2くらい進む。

P1000742_R

さらに暗くなるまで、畝の片付けなど。


◆11月15日(金)曇り 最低7.9℃ 最高20.8℃

前夜から雨が降り続いているので、車で妻を八本松駅まで送る。

午前中はセット野菜の収穫、調製、出荷。
まだ出荷軒数が少ないので、急げば午前中で済ませることができる。
昼までに集配センターに持ち込めば、関東地方でも翌日の午前中に間に合うのだ。
便利な世の中になったと感じる一方で、発達した配送サービス頼みの仕事だなと感じる。

午後から、生育の悪いホウレンソウ、シュンギクなどの中耕除草、追肥。

そして、ようやく葉物野菜たちに防寒対策としての不織布をかけてやる。

P1000757_R
P1000777_R

この日は本当に月が明るく、日没後もしばらく月明かりで作業ができた。

Exif_JPEG_PICTURE

夜はいつも自分の野菜で料理を作るのだが、大根の間引きができたので、葉っぱを使ってふりかけを作ってみた。
美味しかったのだ。

Exif_JPEG_PICTURE

・大根葉は先端を切り落とし、軽く茹でる。
・絞って、こまかく切る。
・フライパンにごま油をひいて、炒める。
・じゃこを加え、醤油で味付けして出来上がり。


◆11月16日(土)晴れ 最低2.2℃ 最高22.1℃

朝は寒いが、日中は汗ばむほどの陽気になった。

本日は絶滅危惧の蝶のボランティアの日。
世羅町にある飼育施設に集合して、飼育ハウスのネットを外して雪に備える。
新聞の取材あり。

P1000766_R

午後、急いで志和に戻り、白菜と葉物野菜に不織布をかける続き。

夜、地元の祭りの打ち上げ。
めったに飲みに行くことがないので嬉しい。
会場は近所の喫茶店「カフェ・キッチンMORI」。
ここのランチはいつも美味しいのでオススメです。
「おいし~わ」のパンフレットも置いていただいています。

地域の方々と楽しくほどほどに飲んで家に帰る。


◆11月17日(日)曇り 最低2.2℃ 最高14.2℃

午前中はブログの更新、メールなど。

午後から、掘りあげたサツマイモの処理・仕分けをひたすらやる。

サツマイモは、鳴門金時、安納芋、紅あずま、紅はるか、パープルスイートロードの5種類を植えてみた。
品種によって生育はさまざまで、結果的には安納芋、パープルの成績が良かった。
一方、鳴門、紅あずま、紅はるかは、収穫時期が遅すぎたのか、とんでもなく太って売り物にならなくなってしまった。
この反省は来年に活かそう。

サツマイモは、良いものだけを選び出して、すぐに出荷しない分は土中に埋めて貯蔵するのだ。
温度が5℃を切ると傷みが早いので、穴を掘って、籾殻を敷いて、その中にサツマイモを縦に並べて土をかけて埋め戻す。
作業が間に合っていないが、はやく取り掛からねばならない。

夜は市場への出荷のためのシール作り、その他、頼まれごとの事務作業など。